きょうの抗議集会で採択した二つの抗議文を紹介する。
バラク・フセイン・オバマ・ジュニア米国大統領 様
揚陸艦「トゥーテュガ」の宿毛寄港に強く抗議する
揚陸艦「トゥーテュガ(LSD-46)」は非核証明書の提出をこばんだまま寄港した。
ここに貴国政府の日本国民に対する許しがたい侮蔑と傲慢さがあることを指摘しなければならない。わたしたちはヒロシマ、ナガサキ、ビキニと三度にわたる原子爆弾、水素爆弾の被爆をうけた国民である。核兵器廃絶への強い願いとともに、核兵器の持込を許さない強い意志をもっている。しかるに貴国政府は核兵器の搭載の有無を不明確にしたまま、宿毛湾港への寄港を強行した。これは友好と親善に背く行為である。
わたしたちは、核兵器搭載疑惑をもった揚陸艦「トゥーテュガ」の寄港に抗議する。
こんかいの寄港は、2006年の「ラッセル(DDG-59)」、2008年の「オカーン(DDG-77)」、2010年の「レイク・エリー(CG-70)」の寄港につづいて4度目、2009年の寄港打診を加えると5度目であることに、わたくしたちは強い怒りをもっている。貴国政府が宿毛を米軍の恒常的な基地にしようとする意図を強く感じるからである。
沖縄県の普天間基地にみられるように貴国政府は日本国において、米国本国では許されないような低空飛行訓練や夜間離発着訓練、各種の騒音公害などの基地被害をもたらしている。また日本おける特権をタテにした米兵による各種犯罪も多発している。これらはこんかいの寄港と同じく貴国政府の傲慢さと日本国民に対する侮蔑と根を同じくするものである。
しかも、こんどの寄港は海上自衛隊の揚陸艦「しもきた」との輸送特別訓練中の同時寄港である。それを「友好と親善」などと欺き、寄港したことに強い怒りと憤りをもつものである。
日本国民を欺く米国政府の態度は、友好とは相容れない。
わたくしたちは、宿毛を米軍基地にすることを断固として拒否する。
米国軍艦の宿毛寄港を繰り返さないことを強く求める。
以上
2011年1月26日
揚陸艦「トゥーテュガ」寄港に抗議する宿毛集会
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尾﨑正直高知県知事 様
揚陸艦「トゥーテュガ」の宿毛寄港を認めたことに強く抗議する
わたしたちは、尾﨑正直高知県知事が米国の揚陸艦「トゥーテュガ(LSD-46)」の宿毛寄港を認めたことに強く抗議する。
「トゥーテュガ」は、非核証明書の提出をこばんだまま寄港した。
いま日米両国政府が日本国民を欺いて核兵器搭載可能な航空機や艦船を事前協議の対象からはずし、核兵器を搭載したまま自由に日本国内に立ち寄ることを認めた日米核密約の存在は公然の秘密である。
しかるに知事は外務省の通告を根拠に、核兵器搭載疑惑のある米国艦船の寄港を認めた。これは三度にわたる原水爆の被害を受けた国の地方自治体の首長として思慮を欠いた判断だと言わなければならない。まして「高知県の港湾における非核平和利用に関する決議」を県議会において全会一致で採択している、高知県の知事としてはなおさら重大である。
なぜ米国政府に堂々と非核証明書の提出を求めないのか。独立国の地方自治体の首長として、県民のいのちと暮らしを守る断固とした立場に立つことを要求する。
こんかいの「トゥーテュガ」寄港は、2006年の「ラッセル(DDG-59)」、2008年の「オカーン(DDG-77)」、2010年の「レイク・エリー(CG-70)」の寄港につづいて4度目、2009年の寄港打診を加えると5度目である。しかもこんどの寄港は海上自衛隊の揚陸艦「しもきた」との輸送特別訓練中の同時寄港である。米国軍艦が軍事訓練中に宿毛に寄港したことは初めてである。こんどの寄港が宿毛湾の軍事利用のレベルを一段高めたことは明らかである。
尾﨑知事は、2009年12月の新聞社によるアンケートに、米軍再編にともなう基地受け入れについて「応じられない」と答えている。ならば、日米共同軍事訓練中の米国軍艦、自衛艦の寄港を絶対に認めるべきではない。
直ちに寄港許可を取り消し、「トゥーテュガ」、「しもきた」を宿毛から出港させる措置をとることを要求する。
また高知県は、米国軍艦の寄港にともなう有機スズや排水バラストによる環境汚染の危険にたいして、水質調査を行うことを拒否した。県民の利益と安全を守るべき立場を放棄した驚くべき態度である。水質調査を実施し、環境汚染の有無を県民に公表することを求める。
今後、米国軍艦の寄港打診があっても、断固として拒否するよう強く要求する。
以上
2011年1月26日
揚陸艦「トゥーテュガ」寄港に抗議する宿毛集会
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